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お薬を安全に配送するために、私たちの新しい取り組み

こんにちは、女性がメインで働ける軽貨物宅配会社、なでしこTOKYOです。

現在、新型コロナウイルスの影響により、医療の現場も変化を求められています。オンライン診療への対応に伴い、薬の個人宅への配送を一般化するべく、政府では法整備が急がれているようです。

このような状況に先駆けて、弊社では以前より、製薬会社様や薬の問屋様から、調剤薬局・病院への薬の配送を承っております。

今回は、薬を安全に配送するための弊社の取り組みについて、薬剤配達の現場で活躍中のドライバー・加山さんに話を聞きました。

■ドライバーが必ず受講する「薬事研修」

インタビュアー(以下、イ):薬を配送する際、どんなことに気をつけていますか?

加山:薬は命に関わる大切なものですので、配送時には安心いただけるよう、より丁寧なご対応を心がけています。薬事法などの専門的な部分も関わってくるため、薬の配送に携わる前には「薬事研修」を受けました。

イ:「薬事研修」とは何でしょうか?

加山:薬剤師の先生が指導する1時間の講義です。薬を配送する際に注意しなければならない点を、具体的に学びます。

特に重点的に指導を受けたのは、薬の取り違えを防ぐことです。同じような名前の薬や、パッケージの似ている薬、ミリ数の確認など、絶対に取り違えないよう、きめ細かく指導いただきました。

私は昨年9月に受講しましたが、その後も月ごとにテーマを設定して、最新情報を共有しています。コロナのために講義の開催が難しい時期には、印刷物を配布して情報が共有されました。

■薬は「生命関連商品」

イ:薬事研修ではどのようなことを学びましたか?

加山:先生から「薬は生命関連商品」だと教わりました。

例えば、処方箋は10ミリなのにも関わらず、薬剤師さんから間違えて30ミリの薬を受け取ってしまった場合、患者さんに重篤な症状が出てしまう可能性もあります。

このような致命的なミスは、ドライバーが薬の知識を持っていることで防げるのです。

特に向精神薬という種類の薬は、慎重に扱う必要があると教わりました。現在、ドライバーが配送を認められている薬の大半は向精神薬です。これには睡眠薬なども含まれます。

犯罪に悪用されたり、転売される可能性もあるので、紛失することのないよう、配送先では薬局と担当者様の2つの受領印をいただくように徹底しています。

■弊社だから実現したオリジナルサービス

現在、病院や調剤薬局から患者様の個人宅へのお薬の配送は、大手の宅配会社を利用し、着払いにて行っているのが主流です。

しかし一般的な宅配業者側の目線で考えますと、大切な薬も単なる着払いの荷物として扱われてしまいます。お薬だからといって特別な配慮をするわけではなく、普段通りの荷物として配送されるということです。

これでは大切なお薬を、患者様へ安全にお届けすることができません。

弊社には、製薬会社様や問屋様から依頼を受け、調剤薬局や病院へお薬を配送してきた多くの実績があります。

この度、弊社のコンセプトと実績を元に、調剤薬局から患者様のご自宅へお薬を届ける新しいオリジナルサービスを生み出しました。

れが弊社の特長を活かした「女性配送ドライバーによる配送サービス」です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「薬の宅配・配達は弊社の配送ドライバーにお任せ!」

女性ドライバーの活躍する弊社だからこそ実現できるサービスがあります。

薬の宅配・配達は弊社の配送ドライバーにお任せください!

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