代表宮内が、経営指針についてプレゼンしてきました。
なでしこTOKYOの広報担当です。
先日、弊社代表宮内が今後の事業プランについて100名の経営者の前に発表する機会があり、社員一同で応援に行ってまいりました。
プレゼン前の雰囲気はとても緊張感があり、見ているこちらまで緊張してしまいました。
そして、代表宮内のプレゼンを聞いて、改めて私たちなでしこTOKYOが実現したいことや目指す社会を確認することができました。
今回はそのプレゼンの内容をお伝えできたらと思っています。
軽貨物は手段。目的はセカンドキャリアの実現
「子育て中、子育てが落ち着いた女性が輝ける仕事を作り出したい」
という想いから、宮内は軽貨物配送事業をスタートさせました。
職に就ければ何でもいいという訳ではなく、「輝ける仕事」がテーマです。
軽貨物配送という元々(というより今も)男性メインの仕事の中で、
「女性にしかできないサービスを提供して、キラキラ笑顔で働ける仕事に変えよう」
その一心で、お花やウェディング用品など”女性が運ぶことに価値がある“仕事を創り出してきました。
とはいえ、創業当初は売り上げを上げることに必死で、創業3年で当初の目標を達成したときに、常にエネルギッシュに見える宮内にもぽっこりと穴が空いた時期があったそうです。
50代シングルマザーの言葉に使命を再確認させられる
なでしこTOKYOでは多くの女性が働いていますが、シングルマザーの方が大多数を占めています。そして、一人のスタッフから言われた言葉に、次に目指すべきものを探していた宮内はハッとさせられたそうです。
「いつも荷物を運ぶお客様にブスッとされたお客様がいて。毎回笑顔でお渡ししていると、ある日からその方も笑顔になられたりするんです。その時、私は『やった!』と思います。そして何よりこの仕事を始めて、17時キッカリに終わるので娘とご飯を食べたりテレビを一緒に見れるようになったことが嬉しいです。飲食業の時はできなかったことですから。」
この言葉に全てが詰まっているなと私も感じています。
軽貨物配送は、ただ荷物をお渡しするだけでなく、届ける方の気持ちも一緒にお渡しする仕事です。その中で女性ならではの(男性にももちろん素晴らしい方はいらっしゃいます)気配りですとか、おもてなしの心がすごく活きる仕事です。
そして、その方が望むライフスタイルに合わせた働き方を実現するのも私たちのミッションです。
「子供のためにしっかり働きたい」という方にも「子供との時間を持てるような働き方をしたい」という方にも合わせられる多様な仕事を用意しています。
今こうして実現できていることにもっと目を向けて、さらに多くの女性が笑顔になれるように突き詰めようと宮内は決心できたそうです。
経営理念をみんなで作りました。
そして、今回のプレゼンを行うにあたり経営理念の見直しを行いました。改めてどういう価値を生み出したいのか、みんなでディスカッションして創り上げる経験はとても貴重なものでした。
経営理念はこちらです。
私たちは、人と人との想いをつなげ、ありがとうの輪をつくります。
私たちは、企業活動を通じ、社会に笑顔を咲かせます。
私たちは、パートナーとしてお互いの価値を尊重し、共に成長することで、幸せを広げます。
人と人の想いをつなげるというのは、言葉にするとシンプルですが、その過程で「人の気持ちを想像し、一歩先回りして思いやる」ことが必要です。これは簡単なことではありません。
でも、子供に愛情を注いで子育てをしてきたお母さんにぴったりだと思っています。
愛情を注いで気持ちを込めて仕事をすることで、笑顔が広がり、喜びとして返ってくる。
その結果、なでしこTOKYOで働いたことでもっと女性が綺麗になるような会社を目指したいと思っています。
なでしこTOKYOブランドを展開し今後さらに雇用を生み出していきます。
宮内のプレゼンは、今後10年の事業計画にまで話が及びました。
今後は軽貨物配送のみならず、セカンドキャリアを求める女性が活躍できる仕事を沢山創出していくことが弊社のミッションです。
その中心にあるのは、先ほどの経営理念です。女性だからこそできる価値を高めていき、今働いてくださっている方も、これから入られる方も充実した幸せな生活を送っていただきたいと心から願っています。
少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからもなでしこTOKYOをよろしくお願いします。