2021/06/08
もう失敗しない!軽貨物配送業者の選び方
こんにちは。軽貨物配送サービスを請け負っている「なでしこTOKYO」です。
私どもをはじめ軽貨物配送業者にはさまざまな会社がありますが、お付き合いのある軽貨物配送業者に対して不信感や不満を抱かれたことはありませんか?配送業者はどれも同じわけではなく、信頼に足る会社・そうでない会社を見分けるポイントがいくつかあります。
今回は、そんな軽貨物配送業者を選ぶポイントについて解説します。配送業者の変更を検討されている事業主様や、新規事業を立ち上げて配送業者を探している方はぜひ参考にしてください。
知っておきたい!信頼できる軽貨物配送業者の選び方、5つのポイント
軽貨物配送業者に依頼することで、作業の効率化や生産性アップ、設備コストの削減につながりますが、配送業者に依頼することによる不要なトラブルは避けたいものですよね。ここでは軽貨物配送業者を選ぶときに知っておきたいポイントを5点ご紹介します。依頼前に確認しておくべき内容についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント1.しっかりと教育体制があるか
軽貨物配送の業界は業務委託であることが多く、一般的な企業のようなOJTや研修といったドライバー教育を重要視していない会社が多いのが現状です。
ドライビングスキルをはじめとする車両や交通知識の醸成、安全教育、具体的なノウハウの伝授、マナーや接客態度、万が一の事故といった緊急時の対応……。もちろんプロのドライバーが身につけておくべき当たり前の内容のようでもありますが、これらの教育がしっかりしているかどうかはサービスのクオリティにも影響します。
自社の大切な荷物は信頼できる配送業者に依頼したいですよね。ドライバーの教育をどれだけ重視しているかは、依頼前に確認することをおすすめします。
ポイント2.信頼ができる根拠があるか
軽貨物配送に限らず、配送業界には「多重下請け構造」がいまだ色濃く根付いています。知らないだけで、気が付けば担当ドライバーが4次請け、5次請け…なんてケースもザラだったりします。
もちろん自社で仕事を引き受ける会社もありますが、一方でどんどん下請けへと流していく会社も。たとえばこのように4次請け、5次請けでやっているとドライバーの手元にはお金がほとんど残りません。賃金が低すぎると、せっかく入ったドライバーもすぐに辞めてしまいますし人材は育ちませんよね。その結果、指導者が育たず、経験の浅い人ばかりでトラブルも頻発してしまうという悪循環が生まれてしまいます。
このように信頼に足る根拠があるかどうかは、依頼前に確認しておくべきポイントのひとつです。
ポイント3.実体のある会社かどうか
軽貨物配送業者の中には、ドライバーも事務所も持たずに名刺一つで営業している会社もあります。こういった会社はその場その場でドライバーを雇う、その日暮らしの自転車操業の場合が多いので、いざというときに責任を取ることなく連絡がとれなくなってしまうということも。また全てドライバーのせいにして、責任を押し付けるような会社もあります。
盲点かもしれませんが、きちんと実体がある会社なのかどうかは事前に確認しておくべき項目です。
ポイント4.業歴が少ない会社は要注意
軽貨物配送業のニーズは途切れることなく今後も拡大していくことが予想されますが、この業界はいつも人手不足に悩まされています。参入障壁が低いので事業はスタートさせやすいものの、前述したような下請け構造などが原因で撤退していく企業も多いのが現実です。せっかく依頼しても倒産してしまったら、再びゼロから業者探しをしなくてはならず、非常に手間がかかりますよね。
新しい会社だからといって必ずしも悪いというわけではありません。しかし、業歴がある会社というのはしっかりとした経営努力をしているので、経営年数は軽貨物配送業者選びのひとつの指標とすることをおすすめします。経営者の方についても調べておくと、どのような経営理念をお持ちなのかもわかるでしょう。
ポイント5.事故対応を教えてくれる
配送業のリスクとして考えておくべきことのひとつに交通事故があります。もちろん安全面には考慮し事故を起こさないことが第一ですが、万が一のリスクを考慮しておくことも必要です。
その観点からずばり申し上げると、事故対応をドライバー任せにする会社は危険です。どんな事故であれ、起きてしまえば配達先のお客様にもご迷惑が掛かってしまいます。最悪の場合、お客様に多大な損失を発生させることにもなりかねません。万が一の事故が起こってしまったとき、対応策までしっかりと提示してくれる会社を選ぶのがポイントです。
なでしこTOKYOが行っている取り組み
1.充実の研修制度が整っています
なでしこTOKYOでは、大手運送会社で29年間も活躍してきた深瀬(事業戦略室・室長)が実地研修を担当しています。前職で安全推奨課の責任者としてドライバーの安全指導や教育を5年間担当してきたという実績を有しているプロで、新しく入ったドライバーの現場へ同行して運転技術のアドバイスをしたり、大手運送会社で培ったノウハウを生かした教育を行うなどで弊社の研修制度を支えています。
深瀬曰く、弊社は中小企業であるにもかかわらずドライバーの管理や運営面がしっかりしており、ここまでしっかりと研修している軽貨物配送業者はなかなかないそうです。たとえば、スタッフが車両を電柱にぶつけてしまうなどの事故を起こしてしまったら、再発防止のために2~3日以内に再度運転研修を行います。どんなに小さなことでも「何が問題だったのか」を一緒に振り返り、再発防止に努めています。
2.事故後の対応は弊社でしっかり行います
もし荷物の配送中に事故が起こってしまったら、ドライバー本人ではなく間に会社(顧問弁護士)が入り、弊社の責任として対応させていただきます。代車が必要な場合はすぐ手配しますし、すぐに代わりのドライバーを送りますので荷物の遅延防止にも最大限対応させていだきます。
3.仕事に合うドライバーを厳選して選びます
ドライバーの人材選びは、そのお仕事に合う者を厳選してアサインします。たとえば、お薬の配達でしたら細かなチェックも作業内容に含まれるため、きめ細かな対応ができる者を担当につけます。弊社では「配達できればいい」とは思っておりません。プラスアルファのサービスができるようにお客様に合ったスタッフと対応し、ご満足いただけるよう努めます。
軽貨物配送業者は大事なパートナー。慎重に選びましょう
以前、お客様から「なでしこTOKYOへ配送会社を変えたい」というご相談を受けたことがありました。お話を伺うと、そのお客様は契約していた配送業者に対して「ドライバーの質が低いと感じる」「担当ドライバーがしょっちゅう変わってしまう」といったご不満をお持ちでした。特に担当ドライバーの変更は頻繁だったそうで、毎回違うドライバーが行くことでゼロからコミュニケーションを取らなくてはいけません。もちろん社内できちんと引き継ぎ等の情報共有がされていることは何よりも大事ですが、それでもそう何度も変わってしまっては荷主さんからの信用も落ちてしまいます。
この記事でご紹介した「軽貨物配送業者を選ぶポイント」を参考にしていただき、ぜひご自身に合った軽貨物配送業者を選んでみてくださいね。
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